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2014.06.22 / 仕事のこと

収益不動産講座 その1「利回り」

最近、収益不動産への投資の相談が時々あります。
銀行等に預金として預けていても金利が低いとか
とはいえ株などへの投資にはリスクがあるとか・・

不動産という物が手に入り、
尚且つ賃料が発生する点においては
うまくいけば手堅い投資、という事でしょうか?

リーマンショック時にかなり下げた投資不動産の物件も
ここ1~2年で顕著に値上がり始めています
もっと言えば、物件が非常に少なく、「いいな」と思う物件は
すぐになくなってしまう状況です。

これから数回に分けて、不動産投資について分かりやすく
解説していきたいと思います。
今回は「利回り」について説明します。

「利回り」という言葉はよく聞く言葉ですが
不動産投資においてこの利回りは非常に大事です。

例えば、月額10万円の賃料の物件があるとします。
年間12ヶ月の収益は120万円ですね、
この物件が1200万円で売りに出ていた場合
年間10%の収益があるということで利回り10%ということになります。

但し、これには表に出ていない経費があります。
先ず、購入に際しては不動産業者等に支払う仲介手数料や、
借り入れに対して発生する銀行諸経費
名義変更に必要な司法書士への報酬と登録免許税等。

そして、毎年固定資産税は当然請求されますので気をつけていただきたいのと
区分所有のマンションなどでは、月々管理費・修繕積立金が発生します。

上記を踏まえて考えると、実際の利回りは10%とはいかないのが現実です。

また、賃貸中の物件であればいいのですが、
その方が退去された場合
空室の間のリスクや退去に伴うリフォームも場合によっては
結構かかる場合があります。
故意に汚損や破損をされた場合は退去時に請求できますが、
経年による劣化等の場合はすべて家主負担で
改修した上で新たな入居者を募集することになります。

区分所有マンションであれば、
建物に関しては修繕積立を行うことになりますが、
一棟を所有する場合や、一戸建ての貸家を持つ場合は
修繕積立は家主が自ら行う必要が
あります。これは経費として認められませんので、
意識してためる必要があります。

少し話しがずれましたが、
物件探しにおいては「利回り」は今後のビジネスの展開において
重要な要素であると思われます。

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